私の仕事

小出:信頼されること。これが仕事の全てと言えるかもしれません。不動産部の仕事を簡単に説明すると、事業用地(土地)の情報の入手、最適な利用方法を検討して売買価格を提示、売買契約の締結、事業用地の取得という流れですが、その全てに「信頼」が必要だと思います。

例えば事業用地の情報の入手。私たちは、まず売却物件を取り扱う銀行や不動産仲介会社から土地の情報をいただき事業化できる土地の選定を行います。実はこの時、「1000件のうち3件が成約すればいい」というのがこの業界の定石。ですので「情報を出すだけ手間だ」「良い情報は安心できる会社にしか出せない」という売主様は多いですね。

山田:三信住建の場合、マンション供給棟数は首都圏で5番目と「かなり事業用地を買っている会社」であること、その内容も大手不動産会社の高級ブランドが多く占めるなど「案件の質も高い」ことから実績を説明すると納得されるケースは多いですね。実際、三信住建は数十件に1件は買えています。でも、会社の実績だけで買える訳ではないですよね。

小出:本当にそうですね。1年目はまったくいい情報がもらえず、苦労しました…! 信頼されるためには、言われたことは誰よりも速くやろうと考え、日々努力を重ねました。業界平均ではマスタープランの作成や交渉の条件の提示は2~3週間で出せればいい方らしいのですが、1週間でお出しして「もう来たの!?」と驚かれたこともあります(笑)

成長を実感したとき

小出:土地が買えるようになったことですね、やっぱり。僕の初契約は2年目なのですが、その中でも思い出深いのは4件目。まったくお取引のなかった地元の不動産仲介会社様から、マンション用地を4億で購入させていただくことができました。しかも入札ではなく指名でお譲りいただいたというのがすごく嬉しかったです。その後も、周囲の皆さんのご協力を得て土地を買えました。

山田:小出の成長はすごいですよ。これは本気で取り組むべきだと決めた候補地10件超のうち5件も買えています。鼻がいいというか、勝負所を捉えるセンスもありますよね。先輩社員を含めてもかなり高い確率なんじゃないでしょうか。

小出:いやいや、先輩方を見習って、色々マネしているだけです…! 三信住建は最近新卒採用を始めて若手社員が増えましたが、それまでは皆さんものすごい件数を担当していました。それなのに担当案件全ての土地情報を把握している。頭の回転の速さと効率性をどうにか身につけられないか奮闘しています(笑)

山田:確かに、最近は細かい事突っ込んでも全部返せるようになってきたね(笑)。あと、私は営業部という、不動産部が購入した土地上での、大手不動産会社との共同事業の構築を行う仕事をしているのですが、小出は社内でのコミュニケーションが上手ですね。土地は闇雲に買えばいいのではなく、どの不動産デベロッパーがどんな土地に興味があるのか、どう開発したらよりよい土地の未来が拓けるのか、不動産部・営業部が一体となって具体的なその土地の将来像を見通すことも重要。社内の他部署とも密なコミュニケーションを図れることは小出が伸びている一因だと思います。

小出:本当に、先輩や他部署の方ありきの仕事です。例えば売主様へご提案する時は、この土地にどんな未来を描くのかマスタープランの設計図面が必要なのですが、図面の作成は企画部の仕事です。スピード感も持って対応が必要な時は、優先度をあげて先行してプランを作成して頂ける場合もあります。社内での信用力を上げるということも大事だなと日々思っています。他部署の方に「いい感じじゃん、サポートするよ」と力強い言葉をもらえると、社内の皆にも認められたんだなと嬉しくなります。

先輩からのフィードバック

もともと「誠実さ・真面目さ」の評価は高かった小出。仕事を通じ「スピード感」「社内調整力」「自分で考える力」が加わり「信頼を得る力」が備わってきたと思います。今後の課題は経験値を高めることでしょうか。

この間、2人で担当した案件で「地続きの土地を複数の売主から買う」という難しい案件がありました。この案件で小出は人の心や想いを上手くすくい、調整する事を学んだようですが、こういった1つ1つの経験を大事にし、総合力を磨いていってもらいたいですね。

私の仕事

浅見:施工管理は本当に奥深い仕事です。マンション1棟を建てるためには、数か月をかけて基礎・鉄筋・型枠・コンクリート・内装・外構といった工程を進めていくのですが、1つ1つの工程が発見だらけで面白い。各工程の進め方について、大学の教科書で読んで納得した気になっていましたが、実際の現場はもっと複雑です。

例えばコンクリートを打つにも杭の工法は幾種類もあるだとか、工程としても掘削して杭を打ち、生コンクリートを入れて試験杭を打つという緻密なステップがあるだとか、職人さん達が怪我をしないために安全喚起の張り紙をするだとか、日々「そうなんだ!」と思うことだらけです。

仲川:2Dの図面を3Dにするって実はすごい事だよね。関わる業者・職人さんは数十から数百人もいる中で、効率的に進めるには同時進行できる作業を作ることが重要です。例えば1階の造作工事をすると同時に、別の職人さんが上階の躯体を作るなどですね。でも、現場は生モノなので全てが上手く行く訳じゃない。天候や職人さんの体調などで工程が遅れることもあります。そんな時柔軟に「どう全体を調整するか」を考え続けるのが私たちの仕事です。言ってみればオーケストラの指揮者のようなものですね。

三信住建は自社ブランドの施工もやっているので、現場の裁量も大きいですよ。例えば普通は建物を作ってから外構と進めるのですが、横浜の物件は傾斜地だったので、先に擁壁を作った。どう進めるべきか常に柔軟に考えることが大事です。

成長を実感したとき

浅見:日々感じています。大手ゼネコンに行った友人に話を聞くと「鉄筋のみ担当している」という人もいるのですが、三信住建は1つの物件全てに携われます。日々変化する現場のダイナミックさを感じながら「では今何をすべきか」を考え続けたら、本当に少しずつですが全体を見る力が養えてきているのかなと思います。

仲川:浅見は本当に成長していますよ。1年目は生コンクリートの体積計算ができずに発注を間違えたこともあったよね(笑)。言われないと動けなかったのに、2年目は自分で判断して先回りできるようになってきた。頑張ってるよね。

浅見:改めてそう言われると嬉しいです(笑)。施工管理は先を予測することが大事なので、前もって下調べして、全部の質問に答えられるように頑張っています…! 三信住建が他のゼネコンと違うのは、多くの施工実績を重ねてきた仲川さんのような方がすぐ隣にいることです。普通であれば3歳上位の先輩に直接指導される所、三信住建は少数精鋭なので新人でも経験豊富なハイパフォーマーの考え方や仕事を隣で見て、盗める。仲川さんならこの時どうするだろう?と毎日考えることは、成長に繋がっているのだと思います。

先輩からのフィードバック

新人には経験も知識も足らないのは当たり前のことです。浅見が優れているのは、自分で考える力があること。そして現場の1つ1つに興味を持って真剣になれること。こういった思いや主体性があればどんどん伸びます。一度ミスしたら次は同じことをしないですし、資料の完成度、図面を読んで工程を想像する力も上がってきました。

建設部門はこれからが正念場です。今後、他社物件の施工請負、他社の建設コンサルティングなど多様な展開を進めている中で、持ち前の主体性を活かしてどんどん経験を積んでいって欲しいですね。

私の仕事

大塚:三信住建が取得した土地上での共同開発事業の組み立てを大手不動産会社や総合商社などに提案しています。共同出資して一緒に開発を進めることも多いのですが、事業計画の提案からスケジュール管理まで、開発プロジェクト全体のコーディネーターを担う必要があります。業界トップ企業でキャリアを積んだ方達と対等に話をすることが求められるので、新卒の私には荷が重いと感じることもありますが、何とかついていけるように頑張っています…!

北島:でも、度胸もあるし、飄々とやれているよね(笑)。共同事業では、パートナーの大手不動産デベロッパーや総合商社に加え、測量会社、ゼネコン、設計事務所など多様な人と関わり、調整も担当しているんですよね。信頼関係を作ることが何より大事な仕事ですね。

大塚:先輩社員達は、コンサルタント的な立場でアドバイスを求められる事も多いのですが、まだ経験値の少ない私としては、まず宿題をもらったら誰よりも速く回答することを心掛けています。常にボールは取引先にある状態を維持することで「ちゃんとやってくれる」という信頼を得たいと思っています。

成長を実感したとき

大塚:今までお付き合いの無かった不動産デベロッパーと新規に共同事業を開始できたことです。1人で通い詰めて、その企業様が興味を持たれそうなさまざまな土地とマスタープランをご提案したところ、ようやくある時「やりましょう」と快諾いただけました。その時は本当に嬉しかったですね。

北島:私は、広告関連や新卒採用の仕事をしているんですが、自分が採用に携わった彼女達がこうやって活躍する姿を見て私自身の励みにもなっています。まだまだ男性が多い業界ですが、大塚は自分で考えて行動して、成果を出しました。これは純粋に誇らしいです。あと、大塚は効率性も高いですね。帰る時間が早いです。

大塚:優先順位を付けて、テキパキこなせる人になりたいです。今後私も北島さんのように、結婚して子どもが生まれてとなった時に、家庭も仕事も効率良く両立できる状態を作りたいなと思います。でも同時に、仕事ひと筋のキャリアも憧れますね。取引先様に女性役員の方がいるのですが、バリバリ成果を出して認められる姿はカッコいいなと思います。

北島:私は今、5歳と0歳の女の子を育てています。育児短時間勤務期間中なので、8時出社、15時半退社。帰社しながら保育園へ迎えに行くという生活です。大塚をはじめ、新卒メンバーはまだ若いので家庭と仕事のバランスを考えるのはこれからですが、女性でも役職を持ち、表彰される、そんなロールモデルになるため私自身も頑張ります。

先輩からのフィードバック

大塚の特徴は行動量とスピードです。また、これまで三信住建がお取引できていなかった不動産デベロッパーの新規開拓なども成功させ、自分の頭で考える力もある。目指す姿に短期間で近づけていると思います。今後が楽しみなメンバーですね。

現在、三信住建の女性社員数は7名。全員が20代~30代前半、既婚者も3名であるため、まだ女性のキャリアの幅が広いとは言えない状況です。今後は大塚世代も結婚を視野に入れ、女性社員の価値観も「バリバリ働きたい」「家庭も大切にしたい」「出産後も第一線で活躍したい」と多様化すると思います。それぞれの理想を実現できる働き方ができるよう、会社としても仕組みを整えたいと思っています。